当院での治療について

予約制診療

当院では「予約制」診療をしております。(ご予約専用TEL:093-513-3939)

緊急性の高い外傷などは予約がなくても診させて頂きますが、出来る限りお電話を一本入れて頂けると助かります。

外傷など急を要するのにどうして電話が必要なんですかと聞かれることがありますが、当院の状態が整っていない(親知らずの抜歯中や他の外傷の治療中など)場合に緊急であるにも関わらずお待たせしないといけないという事態はできるかぎり避けなければいけないと考えているためお電話をお願いしています。ご理解ください。


保険診療

当院では保険診療全般を行っております。

一般的な治療であれば保険診療の中で必要十分な治療が受けられると考えています。

具体的にはむし歯治療、歯周病治療を中心として抜歯や切開などの外科処置、知覚過敏処置、入れ歯の作製・調整などは保険の治療の中で行っています。

例外として抜歯困難な親知らずの抜歯や腫瘍等の処置に関しては九州歯科大学をご紹介することがあります。他にも保険の材料よりも変色しない差し歯などを作製知る場合には自費診療をおすすめする場合もあります。


治療方針

当院は「歯科口腔外科」を標榜しており、実際に親知らずの抜歯も行います。

矛盾するようですが、当院では出来る限り抜歯はしたくないと考えております。

痛みや腫れが取れない場合などやむを得ず抜歯をしなくてはいけないことは当然ありますが、出来る限り歯を残す方向で治療方針を立てるように心がけています。

そのため、歯周病の治療など治療期間が長くなる治療をおすすめすることが多くなり、当院の治療は一回来てぱぱっと終わりというわけにはいかないことが多いです。

なぜ治療期間が長くなっても歯を抜かないことを方針としているかというと・・・

別に治療を長引かせて儲けようとかいう訳ではないですよ^^;(むしろ治療を中断してしまい銀歯まで入れない患者さんが増えるリスクがありますよね・・・)
当院では、「歯を抜く事」は「取り返しのつかない事」だと考えているからです。

親知らずなど全く噛合せに関与していない上にむし歯や歯周病が悪化する要素を含んでいる歯は抜歯をお勧めしますが、歯周病の治療や根っこの中の洗浄を根気強く行えば残せる可能性がある歯であれば多少治療期間がかかっても残すべきだと思っています。

それは、親知らずを除くと永久歯は28本しかない器官だからです。

少しでも残せる可能性があるのであれば、先の人生を見据えてご自分の歯で一年でも二年でも長く食事を摂って頂きたいと食いしん坊の院長は思うのです。

お忙しい方には合わない方針かもしれません。

しかし、治療が飛び飛びになっても継続して治療に来てくださっている方も多くいらっしゃるのも私たちの励みになっています。

一緒にご自分の歯を残したいと思って頂ける方の治療をしたいという私たちのエゴにも似た治療方針です。